You've got another think coming

建設会社の総合サポート屋の考える事

ブランディングの意味が理解できた。

ビジネス書なんぞペラペラ見てると、自分の会社の価値を高めようやブランディングしましょうなんてことが書いてある。

ブランディングの意味はあやふやにしか理解できてなくて、会社でも商品でもアピールして価値を高めることなのかなくらいの概念でいた。

 

ちょっと調べてみると

広告宣伝や販促、PR、顧客とのコミュニケーションといったマーケティングにおける一連の活動の根底にブランディングという概念を置く

分からん。

まずは自社の商品の価値をブランドとして明確にした上で、そのブランドの価値が正しく伝わるように様々な施策を打っていくということです。

なるほど。

自社(自社商品など)についてどの層で誰に伝えるかを明確にして、顧客を理解してマーケティングしなさいよってとこなんだろう。

ブランディングなんて言うと、ルイ・ヴィトンなどのハイブランドなら僕がデザインしても売れる的な事なのかなとも思っていたけどちょっと違う。

無論ハイブランドは頂上にいるわけで参考にはあまりならない。

 

じゃあ中小企業はどうするかと考える。

資産も予算も乏しいなかで全方位の顧客を相手にすることは非常に難しいので、誰に伝えるのか、何を伝えるのかを固定化してターゲット層や商品価値を明確にし、顧客を理解して自社商品の価値を高めなさいよってのがブランディングの概念なのだろう。

顧客を理解して商品を提供し、喜んでもらい信用を得ていく事がブランド力を高めることになるのだろう。

僕に置き換えると建設業なので顧客・エンドユーザー、発注者が喜ぶもの、助かるものを提供する。

提供したものは製造責任はもちろんとして、本当に施工してもらってよかった、あの会社にお願いするといいよなんて口コミが信用に繋がっていくのだろう。

他社、競合と差別化を図りながら、信頼できる人と協業しながら顧客を喜ばせたり、面白がらせたり、驚かせながら得意分野での商談を創出していく事が中小企業を成り立たせるのに大事な概念なのかなと朧げに理解できた。

 

ブランディングの大事さを痛感できる出来事が後日あった。

エアコンの風を室内で巡回させたいと思いサーキューレーターを探すと、アウトドア好きにはおなじみのスノーピークのサーキュレーターを発見。

キャンプにも使えるし、建設業の御用達であるマキタのバッテリーも使用できる優れものに他の商品よりも高額だけど即決ポチ。

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届いた商品を見てカッコよさに惚れ惚れするも既視感アリ。
これ機械部分がほぼマキタだ(コラボ商品らしい)。

色とsnowpeakロゴが変ってるだけである。

マキタの同型の物と金額を比較すると約3000円高いけど不満は無し。

それを高いと取るか満足できるかと言われると僕はこの商品に非常に満足してるし。色もロゴもカッコいいとしか言えない。機能はマキタなので実証済み。

 

マキタの商品であってもスノーピークがブランディングして違う商品として顧客の欲しい商品を作ったのだ。 

 

ああこれがブランディングって奴がこれではっきり理解できた。

 

唯一の不満点はマキタの同型サーキューレーター持ってるって事だけどブランディング授業料ってことにした。