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建設会社の総合サポート屋の考える事

主従関係の崩壊

最近ではコンサルティング的なことや相談も少し行っていて、色々な話を聞くと、仕事が出来る会社が現状維持的な金額だったり、仕事ができない会社を金額的にも育ててる元請が多いとの声が聞こえて来る。

 

建設業は人材不足が著しい業界なので、抱え込みたいのは分かるけど、昔から頑張ってる協力会社を甘えなのか、若干、蔑ろにしてる。

その現状を見て、判官贔屓的な事から脱却して適正な査定をしましょって、元請の仕事に移動しつつあるのは最近の傾向なのかなと思う。

適正な評価は建設業では現場内容などによりなかなか評価するのが難しい場面もあり、査定する側も知識が求められるところではある。

利益しか見ないと、難しい仕事に挑戦しないし、楽な仕事は技術力が下がって長い商売ができないジレンマ。

 

そんななかで協力会社の確保は急務な課題の一つではある。

昔から面倒見てきたなどの気持ちは分かるけど、協力会社だって一生懸命支えてきたのだ。

 

令和になって主従関係的な考え、元請の仕事やってる、下請けの仕事をやらせてもらってるって意識は次の世代には通用しない。

 

これからどうなっていくかは読めないけれど、建設業特有の捻れた関係が良好になって、元々の家族的なところが上手くミックスして欲しいなと思う。