You've got another think coming

建設会社の総合サポート屋の考える事

雑記

なぜ建設業は無料に群がるのか

ネット上で何でも比較できる時代。こんな時代ですから少しでも安い方がいいのは理解できる。 よく聞く「タダより高いものは無い」の意味はタダで何かを貰うと代わりに物事を頼まれたり、お礼に費用がかかったりして、かえって高くつくという意味でもある。 …

建設会社の24年問題はどこも取り組んでる風

働き方改革なんて言葉は良く聴いていると思う。 その中でも建設業に恩恵なのかダメージなのか残業規制が来年24年の4月から施行される。人手不足の中で働き方もモデルチェンジが求められている。ただ今までの構造を変えていくことは難しいる部分もありなが…

会社にお任せはお互いに損をする

日本国民の礼儀正しさは海外から称賛される事は非常に多い。忍耐強い国民性も海外からは驚かれることもある。その「礼儀正しさや忍耐強さ」の裏にある性質を少し考えてみると、事なかれ主義という短所と表裏一体だ。『お上や会社ににお任せ』という姿勢も少…

地方建設業のゾンビ化を考えた話

地方建設業の形はいつまで続いていけるんだろうかや形をどう保てるのかな?などを考えることが多くなってきた。僕のクライアントは基本的に地方建設業な訳で、人手不足、後継者不足など不足だらけの中で資金不足には陥っていないところは多いけれど、チョイ…

教え上手は教えない話。

若手技術者とセミナーや新人育成サポートで交流しているとさまざまな問題が出てくる。 若手本人の資質や性格も勿論あるけれど、まずは希望と不安を持って入社してきたことだけはたしか。 今時期になって現場に配属されていくと希望が潰れて不安が大きくなり…

教育コストはコスパが良い

GW明けから2週間ほど岡山、兵庫で土木サポート協会主催で若手技術者セミナーを行ってきた。 今回ご縁のあった2社はすぐにやって欲しいとの事でレスポンスの速さにこちらのカリキュラムの微調整が間に合うのか心配になるくらいだった。 色々なら若手技術者と…

新入社員研修の現場からたどり着いた一つの答え

ブログを書くと事もできないくらいに、資料の作成やセミナーで怒涛の4月も現時点であと1セミナーで終わりを迎える。 ありがたいことに土木サポート協会主催のセミナーも来月は関西、中国圏で2週間開催と嬉しい悲鳴と体の悲鳴が同時にやってきている。 去年と…

承認欲求が可視化されたのか可視化が承認欲求を探したのか

スシローでの迷惑行為が最近は話題すぎる。 株価は160億も下がってしまい損害賠償金も同額とは言わないまでも、相当な金額になるのだろうと思う。僕が見て思った事はこういう事をしている奴は昔からいたけれど、動画に残すなどの可視化されることは無かった…

叱るを考えてみる。

新人コーチングをしていると、管理職の方に叱り方について聞かれることがあり、叱ることについて自分の中で考えてみたい。 まず怒るは問題外だとは思うけれど、「叱る」は組織として非常に重要なんじゃないかと思っている。 ややもすると叱るですらハラスメ…

絆は鎖か足枷か

最近はご紹介を頂いたり様々な形で建設会社と関わり合う事が多くなってきた。勝手に僕はプロ御用聞き戦略と読んでいるけど、まあ大なり小なり建設会社は困っている訳で相談を受けたり話を聞く事が多い。話を聞く事やご提案できることについては費用も貰わな…

コンプレックスって仕事の役に立つの?

コンプレックスを皆さんは持っていますか? 僕は塊のようにあります。それ羨ましい!!俺も欲しい!なんでアイツだけ!俺に来なくて何であっちになどなどヤッカミも含めたら書き出してみると、それだけで記事を1本書けるレベル。 そもそもとしてコンプレック…

自分の子供に堂々と建設業はおすすめの就職先と言えますか?

このランキング記事をみて建設業界にいる就活生の親御さんも多いだろうに、ランキング外になってしまっている事に愕然とした。 自営業と言うのも良く分からないけど、それにしてなランキング結果。ちなみに就活生から見たランキングがこちらで、どっちに転ん…

イメージを逆に利用する

イノベーションが起きた製品には必ず魅力的で面白いストーリーがあって、それは作った会社も含めて時代を超えた壮大な物語になっている。 「ハーレーダビットソン」と聞くとどんなイメージがあるだろうか? ワルい人が乗るものや映画のイージーライダーなん…

仕事に意味とやりがいを求めすぎなのかと思う時がある

最近、色々な世代や人と話すると、僕らの世代の就職は単純な動機だった。 「どんな仕事するんだろ?できるかな」 「給料どのくらいだろ?」 「良い先輩とか上司いたらラッキーだな」 僕はこのくらいしか考えてなかった。 それに比べると、今の若い人たちは仕…

就職に履歴書や面接はいるのか?

細々ながら建設業を営んでいると、人を雇用しなきゃならない時はよくある。それは人手不足のどの業界でも雇用を今は大事にしているし、社員教育に凄く力を入れていて、少なからず僕も講師やセミナーなどでお仕事している。 最近の求人雑誌などを見ていると、…

なんでか猫を飼うことになった。

2週間前に事務所で仕事をしている、何故か猫の鳴き声が聞こえる。外かなと思い、あまり気にしないでその日の仕事を辞めた。次の朝、裏の倉庫をふと見てみると、何か小さい物体がヨロヨロしているのが見える。なんだなんだと覗いてみると手のひらサイズの迷い…

まだ建設会社はなんでも自社で完結できると思っているって話

今年からは会社別の新人コンサルティング、若手技術者研修の講師などが少しずつ仕事が増えてきて嬉しい限り。嬉しい悲鳴とは言えないし、それで儲かるのかと言われれば、そんなに儲かることはないし、資料の準備で大変ですよと周りに言って微妙に参入障壁を…

質問もだけど回答もスキルがあると便利だなと思った。

4月は貧乏暇無し庭駆け回る日々を送っている。ただ圧倒的に充実させているのは新人教育でこれからの若手技術者の最新に触れているからだ。土木としての技術は無いし、これからの世代なのは新卒だから当たり前。只、何とも言えず面白いのだ。 自分の気づかな…

新入社員は不安しかない事を思い出した話。

先週より札幌の様々な会社の講師と今年から新規事業として会社単位での個別コンサルティングとコーチングをしてきた。 受講する新入社員の顔ぶれを見ると、女性の姿も見えて僕の時代には考えられないことだ。僕が新入社員の時は弁当屋さんとヤクルトレディく…

若手技術者と未来を並走する楽しみ。

今週からは札幌で約2週間、若手技術者講習での講師と今年から自分の会社で初めた会社の単位での若手技術者コンサルティングを行う事になっている。どの業界も人手不足が著しくなってから、随分時間が経った。建設業でも集める事が出来ている会社、できていな…

新年度はアナログ感大事にしていこうと思う。

新年度の金曜日にババーンとブログを更新しようと思いつつ、やる事があるなどど言い訳つけながら3日遅れで書いている。毎年なんとなく自分にテーマをもってやっていこうと思いつつも実践できることもあれば、出来ない事もあるわけで、昨年度は良い縁に恵まれ…

年度末の憂鬱

毎年、同じことを書いている気がする、気じゃない書いている。とにかく年度末は色々と憂鬱なのだ。何が憂鬱かと言われれば、前は仕事が追い込みで忙しすぎって事だったのが、建設業は平準化の波なのか思ったより僕の生息している地域はどこも火を噴いていな…

自己投資を楽しく習慣する方法を考えてみた。

自己投資なんて言葉は昔はただの勉強って言葉で、いつの間にやら自分への投資に変換された。面倒くさがりだった僕だけどいつの間にやら人に会いに行ったり色々とお話を聞かせて貰う事が本当に楽しくなった。自己投資は資格を取る努力をすることが王道で今な…

手詰まり感のある時こそ見聞と勉強大事。

これから出張でゆっくり色々と見て、見聞拡げて、勉強してこようと、空港にいる。 今日はホワイトデーなんてことも忘れて、やけにカップルさんが多いなとノンキに思っているおじさんだ、 前回の中国地方に出張した時が2年前でコロナ禍のなり始めで、何となく…

安全第一はなぜ第一か考えてみた。

僕が働いている、建設業界はスローガン、標語的なもので視覚的に注意喚起する事が非常に多い。昔からその手法は変わってなくて、朝の朝礼やちょっとした掲示物でもさまざまな標語なんかで注意を促す。 その中でも良く言われることが「安全第一」。 労働者の…

仕事のルールについて考えたみた。

仕事も会社もルールは非常に多い。きちんと決められたルール、なんとなくできたルール、個人間でのローカルルールなど様々だ。 40代の僕は中学生の時はバンドブームでもあったので、よく聞いていた、ブルーハーツなんかの影響を受けまくったので、「ルールな…

パクりはダメ!!オマージュなら良し。

色々な業界の社長とお話しさせて頂く機会が増えてきている。その中には勿論、とんでもない成功している人もいれば、成功に駆け上がっていくんだろうなという人、マネタイズは難しい部分あるけれど、楽しんで仕事している社長など、会社の数だけ形がある。 成…

自分の思っていたことが消化できた話。

変わる事を恐れる者には教えない。些細なことにも感謝できない者には後輩を付けない。人情がわからない者には見積もりをさせない。備品を傷つけることを躊躇わないなら貸し出さない。会社の利益を考えないなら首を切る。 — ㈱悦電工 (@etsu_denko01) ツイッ…

大共感時代の生き方を考えてみた。

「世は正に大共感時代」 ワンピースファンなのでつい使ってしまった。 SNSが当たり前の時代になり、その時代に合わせてプラットフォームを変えながら、生活の一部になっている。さりげない金持ち自慢、リア充自慢、個人的に作成したものや作品を発表できたり…

自己肯定感の低さに苦しむ必要はない話。

「自己肯定感」なんて言葉を認識したのはここ何年間じゃないだろうか。 以前はあまり使うことが無かったし、なんて表現していたかも忘れてしまった。とにかく自己肯定感という言葉は時代に乗って一気に市民権を得た感がある。 どういう意味合いかと言えば、…