最近は突然気味ではあれど、スタッフも増えてきたので少しづつ現場から半歩下がって、仕事しようと思って動いている。
勿論、不安はある。ただサポートとしてやっていけると信じているし、違う意味での成長というか成熟が望めてくるのではないかと企んでいる。
題名にも書いた通り、会社を経営している限りは目標なんてソフトな言い回しもあるけれど、野望は多かれ少なかれ経営者は持っていると思う。
僕の場合は従業員ファーストで顧客に貢献できて、共に発展したいってのが目標。
では野望はといえば、端的に言うとお金を儲けたい。会社にとってのお金は血液みたいなものだからだ。お金がないと従業員ファーストも何もあったもんじゃない。
その辺の考えを含めて会社にとって、鬼滅の刃よろしく、柱を育て、業種の柱も増やして安定させたいと思っている。
野望なんて聞くと、僕らの世代ではファミコンから始める、信長の野望をやり込んだ人も多いだろう。なかなか素晴らしいシステムで基本的なプラットフォームは変わらず、今も続いている。会社の経営にも通じるものもあり、部下の能力や忠誠心など数値化している。部下に褒美をやったりすると忠誠心は上がり、暴虐非道な事をして忠誠心が下がると謀反発生である。
そもそも野望、野心とはどう言うことかと調べると、
「身の程を超えた、大きな望み」だそうだ。
僕には身の程を超えるほどの野望はまだ描けないけれど、望みが大きいのは挑戦のしがいがある!
営業することも増えて、色々な人に会うことが増えてきた。建設業界の社長や専務の皆さんとお話ししていると、ハッキリわかることがある。
「野望、野心がある人、今だけうまくやり過ごすだけで良い人」
これはイコール会社の方針ともいえる。
今だけをうまくやり過ごす気持ちはわかる。今うまく経営していて、現場からのヘルプにだけ対応していけば会社として何の問題もないと思えば、たしかに問題はない。
野望のある社長がいる会社はやはり違う。
従業員もやる気が違うし、チャレンジする雰囲気、失敗してもリカバリーできる体制等がある程度構築されている。
お金に関する価値観も全然違う。
値段だけを気にするのはやはり前者、野望のある会社は投資してもトップランナーになりたいと願う。
僕としても勉強にもなるし、緊張する。なぜなら望んだ報酬を頂くと言うことは、結果を出さないとならないからだ。
どちらが正しいのかが分かる正解は10年後なのかも知れない。
でも僕はどうせ弱小会社なんだから挑戦したいし、共に成長できる会社と末長いお付き合いをしていきたい。
それでお互いが成長できるなら最高じゃないかと思う。
野心野望バンザーイ。
ただ野心家はイメージが悪くて、褒め言葉の意味はなく、逆にネガティブなイメージですらある。
行動原理としては野望や野心のあることは素晴らしい事だと僕は思うので、「素敵な野心家」になって身の丈を超える大きな望みを描く事を目指したい。