You've got another think coming

建設会社の総合サポート屋の考える事

自分の思っていたことが消化できた話。

ツイッターなんぞをポチポチと思いつくままにやっていると、なるほど、面白い等々の呟きがタイムラインを駆け巡っている。

僕のタイムラインは公式でボソッと呟くので、建設業関係の人が非常に多い。そんな中で㈱悦電工 (@etsu_denko01)さんの呟きにグッと来るものがあった。

 

一応、従業員を雇っているものとして、何となく思っていたけど、言葉にならない事をこの呟きでハッキリと分かった。お互いの立場は違えど、同じ会社で仲間としてやっていく事として、モヤモヤ思っているけど、言葉にすることができず、自分でもどうしたいかと言うことが非常に分かりやすく消化できた言葉だった。

 

現状維持で良いとおも思わない、向上したいと思う者にはいくらでも力を貸す。些細な事でも当たり前に感謝できない者、人情が分からない者、会社、リースの物だからと粗末に扱う者、会社の利益を考えない者はやはり、一緒に仲間としてやっていく事が難しいと思う。只、今挙げた項目を軽く考えて仕事している人は多々見受けられる。でもそんな人は何年か経ち務めていた会社に聞くと、やはり退職している事が多い。

 

最近ではGoogleやAmazonの大手企業での採用条件は「good natured person」だと言う。直訳すると「生まれつき性格の良い人」。

優秀な人は世界中で起業したり、個人でもいるので協業体制で協力して貰う、優秀な人が社内にいると属人化したり、競争してしまう事で、良い方向に向いているときは良いけれど、悪い方向に向かうと社内でのバランス崩壊が起きてしまうからだ。

それならば仕事はそれなりでも「生まれつき性格の良い人」を採用する事で社内仕事に協力的であったり、揉め事が無い方がトータル的にはまとまる。優秀な人とは対外的に協力する方がお互いに利益を生む考えだ。

 

日本では、特に僕がいる建設業では優秀な人をドンドン社内に採用して、優秀な人のアシスタント的に対外的な会社や個人としごとしていることが多い。どちらが正しいのかはお国柄もあるので、分からない部分はあるけれど、職人仕事の意識の問題もあって優秀な人はクセがあって、社内でも揉めたり、応援の会社もあの人なら手伝いたくないなど、色々と経営者も苦心してるところも見受けられる。勿論、人間的にも素晴らしいプロ意識を持った職人さんがいる事も分かっている。

 

いずれにしても仕事をしていくには、人の協力は不可欠であり、会社の利益につながる事をしていかなければ、経営者、従業員ともに生活が成り立たない。

会社の物だから、粗末に道具を使ったり、だらしない事が続けば自分の給料も上がらず、生活は変わっていかない。

 

採用人事での話や従業員への話が続いたけれど、経営者も思いが分かって欲しいなら、同じことをしない事が肝要だ。

「生まれつき良い人」は損切が早い傾向があると感じているから。