You've got another think coming

土木屋の戯言雑記帳

変化が激しい時代のサバイバルについて考えた。

緊急事態宣言の延長やらで、いろんなことが新型感染症により起きている。様々な変化の中であっても個人としても会社としても生きていかなきゃならない。サバイバルの意味を調べると「遭難、災害などの生命の危機からなんとかして生き残る事」とある。社会全体にとって大なり小なりの被害を受けている現状を考えると、遭難、災害級の危機と言う事になるだろう。局所的な災害はあれど、全世界でここまでのダメージを負う事は想定もしていなかったし、発生当初は来年くらいには落ち着いているだろうなどの、楽観的な予想も木っ端微塵に砕かれた感はある。勿論、生命に関する危機が第一ではあるけれど、生命を維持するための経済活動のほうが、これからは瀕死の状態になるだろうなと思う。

 

そんな中で会社としてはどうやって生き残っていくのかという事が、喫緊の課題となる。バブル的な景気回復が急上昇に起きる事は基本的には無いはずで、特効薬などが開発され、自粛ムードからの解放感で一時的な消費活動で経済は上向くだろうけど、落ち着いたらすぐに急落していくだろう。いろいろな業種のマーケットの中でサバイバルしていくには、長期的な展望でも良いので、「なくてはならない会社」になる事だろうと思う。それは勿論、個人にも言えることで、働き手がいない現状でも、将来的に補う新技術は必ず現れるし、人は慣れて受け入れていくので、少人数での仕事環境が進むので、技術や実績のない人にとっては将来性や賃金面も含めて、難しい未来になっていくのかも知れない。逆に会社として小人数で仕事していく事が可能にはなるが、従業員のスキルや知識のウエイトが大きくなるので、属人化していく事を注意して経営していかなければ、退職時にはとてつもない大打撃を負う事になる。

長期的な展望でなくてはならない会社に成長していくには何を実践していくのかと考えると、技術的な部分においては各マーケットの分野でドンドン進歩し、新技術が生まれて淘汰する事を繰り返していくなかで、社会のニーズや変化に対応する技術を開発する事や変化を恐れない姿勢を基本に、「事業の社会性とサスティナビリテイ」を重視していく事が大事になるだろう。

最近、よく聞くサスティナビリティって言葉を使ってみたけれど、要するに「長い時間をかけて、世の中に貢献し、支えていく会社の経営をしていくので、巡り巡って儲けさせてもらいます」ってことなのである。

三方よしで有名な近江商人が言う「商売は世の為、人の為、利益はその当然の報酬なり」って300年以上も前の言葉がどんな時代であっても基本なのだろうと思う。逆に「今出だけ、金だけ、自分だけ」の会社は倒産していくだろう。社会に貢献する事と儲ける事は対立関係には無いはずである。対立すると考えている会社はユニークさや求心力が低い傾向にあるので新しいモノの開発や発想が希薄なので、人材不足で安ければなんでも良いという会社が集まり、長期的に応援してくれる会社は離れていく。社会性を重要視することは「周囲を巻き込む磁力」となりえる。やはり面白そうな事を考えて社会にアピールしている会社に世間は興味を持ってくれるし、社会も認めるだろう。

けれど社会性も結構だけどこの未曽有の現状をどうやってまずは生き残るかは難しい課題ではある。会社としては生き残るには儲けなければ存続できない。過去に学ぶとするならば、近江商人の十訓ではこう書いてある「商売には好況、不況は無い。いずれにしても儲けねばならぬ」と。過去も未来もなかなかに手厳しい。