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建設会社の総合サポート屋の考える事

儲かっている会社は仕事の断り方も上手いと感じた話。

仕事をしていく上で、断る必要がある場面は多いけれど「断りづらい」、「断ったら次の仕事貰えるだろうか不安」などのケースが考えられる。その迷いから上手く断ることができず、顧客や担当者との人間関係までもギクシャクしたりすることもある。

まず第一前提として「仕事を断ることは失礼では無い」。仕事が断れない人は「嫌われたらどうしよう」「上司、お客様の要望には無理してでも応えたい」「仕事が出来ない人と思われたくない」を考えて、断りきれずに曖昧なまま受注スタートして、残業続きで挙げ句の果てには無理してクオリティの低いものを納品して、更にやり直しで利益も確保できない事態に陥ることになる。その他の弊害としては、全てイエスと仕事を受けると「面倒な仕事や利益の少ない仕事は頼めばやってくれる」とドンドン仕事を依頼される、悪循環ループが始まってしまう。色んな状況を考えて断ると言うことは悪では無いと言う認識を持つ事が大事なんだろうと思う。

タイトルの通りだけども、業績の好調な会社、所謂、儲かっている会社は仕事の断り方も上手い。断ることでスッキリ無理なく、クオリティ落とさずに受注しているし、断った会社に再度仕事貰っっても、内容や条件の悪い会社の受注は決してしない。断り方は「感謝と理由とちゃんと断る」。そして代替案があるなら提示する。曖昧な断り方はしない。埋め合わせしたい気持ちをコーティングする事も大事だけど、ダラダラ長くすると言い訳がましいので、短く伝える。

断り方が上手な会社が儲かる理由は効率だけではなく、クオリティを下げて安請け合いしない事が相手にも伝わるので、また機会があったら頼みたいと思わせている。逆にいつでも断られると条件とかで隔たりがあるのだろうか?など考える事もできる。いずれにしても社員の負担だけが増大する仕事は避ける事で品質と利益を確保している。

「上手に断る事も重要な仕事」と確信した。仕事を受注する事も大事だけど、社員の負担に見合わない仕事を継続受注する会社組織は破綻に向かう。

「NOと伝える事も技術」上手な断り方を身につける事は自分も相手も総体的に守る事ができる。重くなりがちな、仕事上の人間関係を軽くして、上手にビジネスを高めれる関係を築いて行きたい。