僕にはいわゆるメンターとして、悩むと相談させて貰う、師匠がいる。
現場を一緒に施工した仲などではなくて、あるキッカケで知り合えることがあり、色々と煮詰まると相談させてもらっている。相談と今の自分の報告会的な側面もある。
一方的な僕の報告を聞いて、師匠は一気に答えてくれる。そのやりとりが気持ちよくて、素直に困っている事をドンドンぶつけてしまう。元々は1人で起業していた僕だけど今年から職人を抱えて、工事もやっている。師匠は苦労する道に進んだなと笑って言った。
今の営業方法、仕事やり方、経営、人の使い方などなど、悩みは色々とあったけど話す事で自分の立ち位置と方針がボンヤリながら見えてきた。
「悩みは素直に何でも相談するに限る」
生きている限り悩みは尽きないだろうけど、悩みの解決方法とまでは行かなくても、人に打ち合けることかできると自分の考えや方向をゆっくり選択して、すり合わせができると思う。
悩みに対する意見を聞く事で、向かおうとしている方向性のジャッジもしてもらえる。
師匠は帰り際に「好き勝手ことばかり言ってゴメン」と言った。僕も好き勝手な悩みしか言って無いのに毎度、申し訳ない気持ちとありがたさが身に染みる。
この前読んだ記事に、成功した起業家の特徴として、「素直に相手の話を聞く」、「苦手なことは頼る」、「いい意味でプライドがない」らしい。
自分で抱え込むことはやはり良くない。思考を巡らせる事も大事だけど、わからない事や悩んだことには素直に相談した方良いと思う。ただ何も考えずに聞くのはルール違反。
お互いに気楽に話合える関係で高まるのが、一番良い。
これからは悩みを聞いてあげれるような存在になっていきたいと思う。
だって僕は、苦手な事は頼る、プライド無い事には自信があるもの。
