You've got another think coming

建設会社の総合サポート屋の考える事

質問は100理があって1害も無しと思った話。

セミナーで講師をしていると、反応が薄い時なんかはすぐに分かる。勿論、仕込んできた笑って貰う所が滑った時もすぐに分かる。

反応や退屈さを与えた時、ある程度の内容が落ち着いた時にはセミナー受講の人に質問を投げかけてみる。

大概は[戸惑い、頷き、沈黙]の3連コンボである。

確かにセミナーだと大勢の他の受講者の中で質問するというのは、周りの目もあるので難しいだろう。折角、会社がお金なりを出してるのだから、質問はドンドンして欲しいし、質の高い質問はみんなのためになるし、質の低い質問は質問できるハードルが下がるので大歓迎である。只、質の低い質問なんて言ってしまったが実は本質を突いていたりするので侮れないのが面白いところでもある。

とにかく質問と言うのは「100理があって1害もなし」と言うのが僕の持論。

質問する力を育てるのも大事だけど、質問しやすい環境を作るのはもっと大事。講師の時の僕にはその辺が足りなかったと猛反省している。相手が答えてくれるまで待たずにいたり、それでは質問しなくなるのは当然。お互いに高めれる形での質問のキャッチボールをする事で考えらるメリットはたくさんある。

・相手に関心を持っている事を伝えられる

・人間関係もスムーズに

・お互いに情報を交換する事で収集、選抜できる

じゃあ質問力鍛えるにはお互いにどうするかと言うと、知識を問う事ことをやめる事だと思う。

知識の有無と量を質問の軸にしてしまうと、間違えたら恥をかくのではや、こんな事も知らないのかと思われるなど、ネガティブな方向に向かう。

相手に問いかける質問は体験や意見が良い。体験や意見はそれぞれ違うので、様々な答えがあるからだ。質問者も回答者も気づいてなかった事も引き出せるかも知れない。

回答側には回答を聞いていて、なるほどと思う質問の内容を真似たり、質問を振り返ってみる事を繰り返すと質問の意図やイメージを掴むクセがわかるのではないかと思う。

いずれにしても、雰囲気良くお互いが発言したい事を言えるのが一番良い。あとはオススメなのは時間を決めるのも良いかも知れない。

日常でも質問や回答する事は多い。相手の意図を汲み取る事は個人差もあるので難しいけれど、一歩の勇気と発言で双方にメリットのある話もできるだろう。

 

そんな僕は嫁の意図も分からず、珍回答で怒られた。まだまだ修行が足りない。