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建設会社の総合サポート屋の考える事

新人育成サポートをして見えたもの

僕の会社ユナイテッドでは書類作成代行サポートやセミナー講師と共に最近問い合わせや興味を持ってもらえているのが新人育成サポート。

結論から言うと今の建設会社は新人を育成していくのは厳しいんじゃないかと言うのが正直なところ。若手が入ってこない建設業界ではあるけれど、そんな状態が続いているからベテランに高負荷がかかっている。

そんな忙しさな上に新人まで教えてくれと会社に言われてしまって途方に暮れている現状がある事も事実。

自社でなんでも解決したりする事に異常に拘る会社や最近の内省化、建設ディレクターなんて言葉に飛びついたけれどなんて会社もチラホラ。

 

僕に新人育成を頼んでくれたり、興味を持ってくれている建設会社と色々話をしていく中で、ある共通点に最近気づいた。

 

「現経営者や次世代の経営者が建設業界ではなく異業種」

異業種から建設業界に来た経営者にとってはこんなに教育に投資をしない業界は無いと知っている。

この共通点に気づいた事で腑に落ちた事がいくつもあった。

建設業界では職人さんも含めて、働いてくれていたい分母が多い事から、教育に投資する感覚が無い。数がいたのでその中で優秀な人が残ったり、カバーできていた部分があったけれど、ここまでの人手不足が進んでしまうと、残った優秀な人もカバーする余力もなく、不景気の時に雇用もなく、教育体制もなくの3ないの波に襲われている。

システムが破綻している事に気づかず、人手不足、若者をドンドン雇用しようとなったとしても離職するのは必然だろうと思う。慌てて社内で協議や部門作って社長をリーダーに対応協議してますとなんて人も言うけれど、今まで教育も投資もできない会社の人で協議をして何か劇的なアイデアは出るはずないだろうなと思う。

社内での自己満足であって新入社員に媚びた変な仕事の教え方して苦労が増すだけだろうなと思う。

ハッキリ言ってしまうと新人と考え、意識しなくともマウント取る方向になりながら教えても意味はない。

最短で直線にストーリーを持って教育して一緒に成長する横社会で考えて行ける会社体制がヒントだと考えている。

 

ある経営者さんに「新人育成サポートを頼んで離職したらどう責任とるのか?」と聞かれた事もある。僕は「離職するたび社内で誰か責任取って辞職とかしてたんですか?」と聞くと無言になる。

その考え方から変えていかないと無理だし、例えば離職したとしても理由をデータベースやフィードバックしたことありますか?ただあいつは根性無かったからなで済ませてる会社が大多数なのが最大の問題なのに失敗には蓋をしてる会社が多いし、首が絞まらないと変えていかない体質も問題と認識する事が最大の一歩かと思う。

 

僕の新人サポートは話をよく聞いて、先回りして、寄り添うことが第一。

自分の若い時に先輩に質問をする事に躊躇する事、しづらい事、聞いたら怒られるなんて思いながら、理解を無理矢理しながら仕事していた事を思い出して相談窓口になりたいと始めたのが新人サポート。

来年もどんな新人さんと並走してサポートできるか楽しみにしている。

 

最後に自社の人間には相談も辞める理由も基本的には今の新人さんはしないでしょう。

会社と関係ないから僕はお話しを遠慮なくしてくれるんです。

今はサブスク世代ですもの会社で用意した相談窓口のシステムは上手に使いこなせます。

お困りや相談などあればお気軽にお問合せください。

僕はさりげないPRを入れてサボり気味のブログを書き終えた。