You've got another think coming

建設会社の総合サポート屋の考える事

年度末の憂鬱

3月31日は憂鬱。

建設業界は3月末で大体どこの工事も完成となり、令和2年度も終わりとなる。決算の会社も多く、年度末には現場、事務方共に大変な時期となる会社が多い。僕の会社も無知な時にとりあえず、建設業が多いからと、3月決算にしたけれど、いろいろな意味で大後悔している。後悔の内訳は年度末がクソ忙しいに尽きる。来季の事も考えつつ、今期の決算の調整やらと本業の仕事である。こんなことなら、創業月の7月決算とかの方が良かったと今にすると思う。

ただ、決算になると、どの時期であれ、税理士さんにお任せとは言え、なかなかにデーター整理、チェック作業があるので、時期がずれても多少の余裕はあれど、やる事は一緒かも知れない。

年度末と言うか、3月31日をこんなに嫌うようになった原因は何かと言うと、前職で民間工事や下請工事の支払いが無かったり、倒産されたことがトラウマになっている。下請工事などをしていると、いつもの顧客の他に突発的に頼まれた工事や関連した作業が発生することもあり、工事を請負う事になるのだが、民間の工事だと完成後に支払ってくれないや、会社単位だと倒産、破産などで回収不能になることがある。それが多かったのが、3月31日だからである。

3月31日は憂鬱で嫌なイメージしか残らなくなってしまった。

自分で起業してからは取り扱う金額も少ない事から、年度末に回収不能になることも無く、平穏に暮らせている。その代わりに仕事が毎月貰えるだろうかって不安が引き換え券となっている。それでも自分の努力なりで打開する要素があるならば、希望も救いもあるだろう、他人や自分でコントロールできない事に神経を尖らせることに費やす事は無駄と思うけれど、やっぱりメンタルポイントを莫大に費やしてしまう。

今、ブログを書いている時間を含め数時間で憂鬱な一日が終わる。最近はまた断酒していたが、無事に2期目を終えられたことを、そっとお祝いしようかなと思う。

メールチェックしていたら、不穏な空気漂うメールが1通。

乾杯までの道のりはかくも遠い。