You've got another think coming

建設会社の総合サポート屋の考える事

年度末の憂鬱

毎年、同じことを書いている気がする、気じゃない書いている。とにかく年度末は色々と憂鬱なのだ。何が憂鬱かと言われれば、前は仕事が追い込みで忙しすぎって事だったのが、建設業は平準化の波なのか思ったより僕の生息している地域はどこも火を噴いていないし、逆に「仕事ありませんか?」なんて連絡がきて、世間話をして困ったもんだと話をして電話を切るなんてことを何回やったか分からない。

 

憂鬱の原因は他にもいろいろあるけれど決算月って会社も多いと思う。業績がウナギ登りで税金バッチこいなら何の心配もいらないだろうけど、他の業種なんか見てもどこも苦心しているし、来年度に向けていろいろと手を打ったり、業務改善していると思う。希望があってもなかなかこればかりは慣れなくて気の重くなる作業だけれど、会社を経営している限りは戦っていくしかない。

 

最大の原因は年度末倒産であおりをくらった事だ。そんな気配を感じたことも無かったし順調に仕事を受注していると思っていた会社が突然に年度末に倒産した。

これには顔面蒼白、どうすれば良いかもわからない。弁護士交えて、債権者会議にも行ったけれど、所詮は儀式でしかなかった。

威張られたり、理不尽な事を要求する元請でもあったけどそんなところも倒産の原因だったのだろうかと思ったりした。

倒産については明日は我が身でもあるけれど、トラウマが植え付けられてしまった。他人は授業料と言うけれど、こんな高い授業料はイラナイとしか言えなかった。

 

そんなこんなでとにかく年度末は憂鬱なのだ。

通知表を貰って、家に帰る時の気分。

 

それでも前向きに新年度に向けて色々とやっていかなければならない。先週は岡山県はじめ中国地方に勉強しに行った。最先端な話を聞いて興味津々でこれらの分野にも是非、進んでいきたいと思わせてもらった。今の自分は現場ってアナログな部分とこれからのDXに向けての動きを平行に進んでいきたいと思うし、なんでこっちに最初から進まなかったのだろうとか、自分にイライラもした。3期目の今年は業態を変えたけれど試行錯誤で難しかった。ただどこか他人任せで、他責だったのではと感じている、試行錯誤はずっと変わらずやっていかなければならないけれど、業態は時代に合わせて変えていかないとダメだと思っている。

岡山は暖かくて、桜も咲き始めていた。春になればまたいろいろな動きもあるだろうし、お客さんの要望に対応よく応えれるようにフットワーク軽くやっていこうと思う。