You've got another think coming

建設会社の総合サポート屋の考える事

お金を使えない事も病気だと知った。

「お金使えない症候群」なるものがあるらしい。

浪費をしない事は勿論良い事だけど、すべての価値基準が「安い・お得」に気持ちが全振りになると疑わしいらしい。

例えば

・買い物すると嬉しさより後悔

・食べたいものより安いもので我慢する。

・タダで済ませる方法を常に考えている。

・損する事を異常に嫌う

などなど。情報が溢れているので選択の幅が広がっているの良い事だけど、あまりに価格や価値にとらわれすぎると「お金使えない症候群」の素質アリらしい。

 

「将来が不安で使えない」「お金を使う事に対して罪悪感がある」「自分だけが得をできれば良い」と考え始めると発症してくるらしい。

アンバランスな状態を保っているうちに、バランスが取れてくるのも問題で深刻化していくと目的と手段と方法がごちゃ混ぜになって何の為にお金をためているのかも見失う結果に。

 

どういう状態が良いのかと言うと、目的の金額が明確でない場合は無駄な浪費をすることは良くないけれど、3か月程度の生活費を貯め、あとは手取りの10~20%程度を貯金しながら上手に浪費していく事が大事とのこと。

生活費を削ると一番手っ取り早いので食費を削り、体調を悪くして病院に行くことになったり、あと100円出せば劇的に楽になれる道具があるのに自分の時間を浪費するのは結果として大損している。

隣町のスーパーの卵が3円安いとから車でガソリン300円を使って買いに行くのは無駄。

無駄だけど理解してそういう事を行っているならば別問題。

無駄な浪費は問題だけど、自分の気持ちが良くなるものならお金は使うべき。

「人に迷惑がかからない節約はOK、人に迷惑がかかる節約はNG」

例えばプレゼントでもお土産でも、その一瞬では損する事にはなるけれど、円滑な人間関係を築けたり、商談であれば話がスムーズにいって最終的にはお金になることもあるだろう。

何事も度を越した「損したくない、価格」に囚われすぎると世界や世間が閉じていく事になるので、キレイに他人や自分にお金を使える人は結果としては得する事になる事がなんとなく理解できた。

 

円滑な仕事をする為にも、僕の見積が少々高くても見逃して欲しいなぁ(希望)。