You've got another think coming

建設会社の総合サポート屋の考える事

コロナ自粛解禁となった街並みを見て

コロナでの自粛要請や自主的な自粛、周りの目が怖いなどがあれど、やっとこさ僕の街も自粛要請解禁となった。

自粛が解禁となり、飲食業は各対策を施しながらの営業を続けながらも、今回の件で初めてテイクアウト等と両立しながらのスタイルで様子を見ていくようだ。

第2波にみんな気を付けてはいるけれど、やはり解禁ともなれば、街に繰り出し、久々の外食や友人との会話をマスクしながら楽しんでいるように見える。

このまま長引くと、経済的なダメージの方が多そうな予想も有ったので、個人的にはちょうど良いところでっ手を打ったと言うか、解禁としてはまずまず適切では無いのかなと思う。

 

解禁明けの週末は僕も街の方まで散歩して、生ビールでもと企みながら歩いていると、子供も大人も嬉しそうに外出しているのが見受けられる。

その様子を見ているこちらもなんだか気が軽くなり、微笑ましくも思いつつ、横断歩道で信号待ちしていると、信じられない声が聞こえてきた。

「解禁だからマスクもいらねーんだよ」と老人(前歯欠損)と老人(1:9分け)。

その場にいた全員が「いやそうじゃ無い」って言葉を飲んだ。

立て続けに「テレビで解禁っていったからさ、コロナも終わりだ」との事。

何かスゲー事言ってるなと、まるでテレビが神の啓示が如き、扱いである。

テレビでもネットでも情報が溢れすぎて、取捨選択が複雑化してるのに、ここまで素直になれるとは。

 

情報弱者とは言わないけれど、逆にこの感覚が有るから、自粛要請期間や解禁日の明確さがある程度は示されないと、混乱が起きるんだろうなって考えと、この素直さで自粛してくれたから、コロナの発生を抑制できた面もあるのだなと妙に感心してしまった。

 

初夏の天気に歩き疲れて、公園のベンチに座ると向かいのベンチでセカイノオワリのボーカル風の男と顔色の悪い高畑充希がイチャついてるのを見て、周りのおじさん達はそこはStayHomeだろうと思いつつも凝視するのであった。