You've got another think coming

建設会社の総合サポート屋の考える事

お仕事道具のサブスクについて考えてみた。

【サブスクは是で非は無いけど割り切れない】

 前回、ブログにも書いたとおりに在宅ワークの増加から、デスクトップPCを追加した。これまたオーバースペックなPCを選んでしまい、まあスキル不足をカバーするにはこのくらいないとと言い訳しつつキーボード、マウスなども一新。

 出来上がったPC様はゲーミングパソコン環境そのもので誰が見ても、仕事PCとは思えない状況になっている。

 それでも死ぬほど快適で、動画でもなんでも開いて同時作業しても、全く動じない素晴らしさにオーバースペック万歳である。

 今回導入して分かったのが、古くはPC98~ウインドウズ95なから見ると、需要と供給なのか世界の工場たる中国のおかげなのか、企業努力の賜物なのか値段はかなり安いよなと感じる。

 代わりにと言うか、安いとはパっと見は思うけど、なかなかな値段だなと思うのが、サブスクリプションでのPCソフト。

 今、僕が入れているので、マイクロソフト、CAD系、工事系、アドビなどなどで、月¥20000円程度になっている。

 個々で頼むとまだ値段は下がるけど、どうにもその会社の戦略なのかある程度のオールパッケージ型サブスクにしないとソフトの組み合わせが悪くて、使い物にならないって罠である。

 仕事道具と割り切って導入はするけれど、もう一声優しくて欲しいなとは思うのなぜだろうと考察すると。

 DVDやパッケージで来るものはなぜか、大事にして価値があるように感じてしまうのにオンラインだと安いのに手元に無いからなのか高く感じてしまう。

 これが「手触り感」って奴か。

 この手触り感を過度に信奉すると、今の時代に取り残されるんだろうなと思う。

 従来のやり方の直接会話する会議もオンラインで会議しても内容的には変わらないし、先ほどのソフトにして、よほどの高額ソフト買うわけじゃない限りは、営業マンに話聞いたりとか急かされたりもなく、時間を有効にゆっくり考えれる。なにかあっても最近のソフトのヘルプセンターAIもなかなかよくできていて、的確に問題解決である。

 こうなると今までやってきた、打ち合わせやらなんやらは無駄なのかと思えば、それなりに既視感が有るからお互い分かる事もあるので、すべて無駄と思えない。冒頭の20分くらいが有効で、あとは無駄だったなってのが僕なりの結論。

 無駄の中にも見どころはあるとは思うけど、人が少なくなってくる時代なのでこの方向にドンドン推移するだろう。

 一抹の寂しい気持ちがあるのは僕が老害化してきているのかもと思う。

 元請さんからパッと見はお砂糖でコーティングされた、サブスク契約をチラチラされたけど、冷静に考えると過酷な現実が待っている予感しかないので、老害謎理論で断った。

 コロナの事もあって、人間もサブスク化していくのかと思うと、便利だな、安定するしいいなとも思うけど、付加価値があるからソフト会社はサブスクで売り上げ伸びるのであって、付加価値のないオジサンにはサブスクという名の派遣の罠しかない。

 仕事終わった夜にでも、いろいろと勉強しようとした。自分自身に付加価値付けないとヤバイなと思いつつ、ビールを飲んでスマホ見てたら寝てた。

 付加価値の道はかくも険しい。