You've got another think coming

建設会社の総合サポート屋の考える事

退職しました。

【粛々と淡々と】

起業しつつの会社勤めは事務処理も含めて、今月末で完了。無事退職となりました。一応、会社からは何も言われてませんが、有給消化をして5年間のお勤めは終了。

 

建設業なのでいつも現場が終わると、協力業者さんとお別れしたりするので、意味が分からずにセンチメンタルモードになるのですが、今回の退職については本当に淡々としてた。

 

自分で納得して辞める部分もあるし、納得できない部分も勿論あるけれど、もっと自分の心がグチャグチャするかと思いきや、まったくの平静だった。

起業して、進むことの不安にほうが多すぎて、終わることの方に気が回らないのもある。

 

現場でも生活している時でも、いつも心がけていることがあって、それは「自分でコントロールできない事で悩まない」今回もこれからも役に立っていると思う、これが僕には非常に大事で、考えて考えて段取りしても、いざ現場でファンジスタ思い付きおじさんの一言で段取り変更も多くて、そういうことに煽り運転男並みに怒り散らしてしまう癖があった。

 

思えば自分も含めて、40代になってから同年代も、仕事や家庭などの抱える物の数の多さなのか、老化によるED気味の微妙な自分自身にも、微妙なポジションで微妙な若者の指導や微妙な取引先の無茶によるもなのか、ノンフィクションの登場人物ばりに不機嫌になっている事が多いように思う。

 

今の時代は情報過多社会なので、常に監視や報告や比較ができるから、それぞれの正義が剥き出しで、ブチあたるので互いの首を絞めあって苦しんでいるのだろうか。

 

不安があればスマホで調べれば、すべて分かる便利さとの反面、それがすべて正しいのかとの疑問、正しいとしてしまえば、楽な部分の不安定さと。

 

便利だけど情報が多すぎる。

 

これからは勝手に取引先やらなにやらを仮想敵化してイライラするのを辞めて、本当の敵なら距離を置くのと、仲良くなれそうなら柔らかく付き合って不機嫌になるのを辞めようと思う。

 

情報過多はセクシー女優検索のときだけで十分だ。