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建設会社の総合サポート屋の考える事

8月19日のバイクの日に思う。

【バイクの日なのに乗れない連休明け】
そういえばここ最近なのか前なのか、8月19日はバイクの日なのだそうだ。
バイク乗りとしては、なるほどと思う部分とだからどうしたと言う思いが交錯する。ようするにそんな素晴らしい日なのだから、祝日にでもせんかいと思う。
これだけ有名なバイクメーカーが揃っている国も珍しいであろう。ヤマハ、スズキ、ホンダ、カワサキと海外でもファンの多い車種も多数ある、メーカーばかりである。輸出もしており、アジア圏ではかなりの台数になるだろう。日本では4大メーカーの他にハーレーダビッドソンが大人気の憧れ車種である。

これだけバイク産業が発展しているにも関わらず、日本でバイクを取り巻く環境は年々厳しくなってきている。排ガス規制による、既存車種の縮小や税金、高速道路の料金等の増税など。買うのはいいが、保管場所やランニングコストがかかりすぎるのだ。
高速道路の料金は軽四車両と同じ料金であるが、料金の根拠は道路に対する車両の占有面積などによるらしいので、軽四ほどの大きさも占有面積が無いバイクなどはさらに半額でも良いと思うのだがなかなかそんな話が出ても意外とメーカーで騒ぐこともなく、いつのまにか沈静化しているのだ。
なぜか4大メーカーもN国党ほど声をあげろとは言わないが、もう少しユーザーフレンドリーでも良いのではないかと思うのである。

ふと思うのは各メーカーも基本的にバイクだけ作っているメーカーでは無いって所がミソでカワサキなら電車でスズキ、ホンダは車、ヤマハに至ってはピアノから船まで作る世界でも稀な変態企業でもある。
国への忖度の部分もあるのか、他にも稼いでるので、波風立てないのかは分からないけどこのままだとライダーの絶対数は確実に少なくなるだろう。
道の駅で休んでいても、バイクが来てヘルメットを脱ぐと大体が白髪かハゲ率9割である。事故の報道でも高齢ドライバーが亡くなっているのが目立つ。

ベテランドライバーに聞くと、今の若者はやりたいこともやれないし、欲しいなら買えばいいし、人生無駄にしてる。草食系って言うのか、勿体ないねとおっしゃる。
若者に話を聞くとお金が有るなら、乗りたいよバイクとは言う。

要するに時代背景も収入形態もすべて違うのだ。
生活に関わるもの以外にお金をかける余裕が無いのだから。
これじゃあ分かり合えないし、おじさんが意見言おうものなら老害と言われても仕方無い。働き方改革も結構だけど貧乏で休みほど惨いこともない。

調子悪い時などは休める環境で労働単価が上がるのが、本当の働き方改革なのではないのだろうか。

それにしてもバイクの日なのに、連休明け初日はツライ。
僕なりの働き方改革の一環として、労働単価の爆上げを願い、ロト6を買ったのであった。