You've got another think coming

建設会社の総合サポート屋の考える事

教育コストはコスパが良い

GW明けから2週間ほど岡山、兵庫で土木サポート協会主催で若手技術者セミナーを行ってきた。

今回ご縁のあった2社はすぐにやって欲しいとの事でレスポンスの速さにこちらのカリキュラムの微調整が間に合うのか心配になるくらいだった。

色々なら若手技術者とセミナーで交流があると、僕自身も勉強になり、色々とキーワードが伝える事ができたが、逆に反省点としてはどうしても専門用語が多くなってしまうので戸惑ってるのが見れて取れた。

勿論、逐一は補足しているけれど補足するワードも専門用語なんてバージョンまだ出てきて課題は尽きない事を痛感した。

社外メンター、顧問などで支援している会社の社長は「建設業はなんで教育にこんなにコストをかけないのだろうか?」と言われてドキッとした事がある。

よく考えてみると僕のクライアントのほとんどの経営者は異業種から戻ってきた方達が多い。

後継者で会社の生え抜きの社長には若手教育などの事を説明すると鼻で笑われることも多い。

どちらが正解か分からないけれど、若手技術者セミナーでの交流を通して分かった事がある。

 

「社員教育を受けた若手社員は次の世代にも教育する事ができる」

 

教育は次の世代のその次の世代を繋いでいく事ができる人材開発なんだと確信できた。

教育を受ける次世代に伝える事や教育に否定的にならない事もポイントになっていくだろう。

人手不足な建設業でいまだに強い子が残れば良いと思ってる会社は多い。

ただ、教える側の上司も生き残ってきた強いのだ。その中で教える事は忙しさもあって難しいだろう。教育を受けた事もない。

それでも人の資質あれど教える事は難しいと思う。なぜ理解しないのだろうと若手に思ったら、もう試合は終了だ。

 

色々な意味で建設業は過度期で岐路に立っている。アナログな現場をテクノロジーで助ける方向に舵を切るとは思うけれど、最後は人間が担う部分は変わらない。

教育の結果と効果も含めて、僕は今日の確信が建設業の未来を明るくできる事を信じて仕事して行きたい。