You've got another think coming

建設会社の総合サポート屋の考える事

DAOって何よって言う話

最近、よく聞くようになったDAO(データアクセスオブジェクト)。

聞いてはいるけど、どんなものなのか分からないので夏季休暇中に興味があったので調べてみた。

ざっくりで良いのでDAOの特徴を理解したいと考えながら、色々勉強してみた。専門用語もチラホラ出てくるし、難しいと言うか取っつきづらいと思っていたけど、実はシンプルな仕組みで驚いた。

 

DAO(ダオ)は「分散型自立組織(Decentralized Autonomous Organization)」の略称。

ブロックチェーンの仕組みを使って応用する事で作られている組織やコミュニティの事で、イメージ的に僕が思ったの全員持ち株比率が同じ状態の株主総会的に思えた。

従来の組織のトップ、リーダーがある程度の決断をしながら、その他の意見を肉付けしていくのではなくて、意思の決定権はあくまで参加者の点が面白い。

参加者が平等であり自由度の高い点がDAOの魅力。この概念が広がると事で今あるコミュニティの在り方も少し変わっていくかもしれない事にワクワクした。

組織だとなかなか若手の意見が採用されないや、どうせ言ってもひっくり返されるだけなので決まった事をこなせばよいなどと従来の組織だとなっていた事が、参加者全員に平等に決定権があると思えば、様々な自由な意見、ルールが明確で潤滑もよくなり良いアイデアが出てくるかもしれない。

トップダウンと言うと聞こえが良いが、トップがすべて決めてあとは同調圧力で押し切る組織より、新しい事を始めていく事業には凄くメリットがあるだろうと思う。

では逆にビジネス運用としてのデメリットは何だろうと思うと。

・意思決定に時間がかかってしまう

・ルールが透明なので変更等に時間がかかる

・現在進行形

デメリットはビジネスで考えると、意思決定が中央集権型では無いので、時間がかかりそうだという点くらいしか見当たらない。

ブロックチェーンとして考えると法整備やら何やら問題はあるんだろうけど、組織の在り方の考え方として落とし込むには面白い概念だとしか思えない。

 

現時点では発起人がいてコミュニティを運営するなど、馴染みの無さから難しい部分もあるけど、誰でも参加できて、発言できる概念が非常に未来を感じれるし、リーダーや経営者などによる突然のルール変更などもないのが利点。時間がかかるなら、早く始めればよい訳で、民主的に組織が運営され、不正も少ない特色を生かせるとよい運営ができていくかもしれない。

最初は右ならえ主義が多い日本では難しいと思うけど、段階的に取り組むや会社ではなくてチーム単位で運営してプロジェクトを進めていくなどいろいろな利用ができてい未来志向でありそうでなかった新しい概念を学べた。