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建設会社の総合サポート屋の考える事

自分の子供に堂々と建設業はおすすめの就職先と言えますか?

このランキング記事をみて建設業界にいる就活生の親御さんも多いだろうに、ランキング外になってしまっている事に愕然とした。

自営業と言うのも良く分からないけど、それにしてなランキング結果。ちなみに就活生から見たランキングがこちらで、どっちに転んでも低水準だ(笑)

建設業でお仕事してご飯を食べている僕としては悲しいなと思う反面、これが現実なんだと思ってしまう。周りの人に聞いても自営で建設業をしている人はともかく、サラリーマンとして見ると、自分の子供には苦労させたくないと皆が言う。

ブラックなイメージを払拭するために、いろいな取り組みをしてきたけれど、やはり根底的な拘束時間の長さ、給料に対しての責任感の大きさ、仕事の複雑さ、人間関係の濃さなど改めて文章として書いてみるとさながら地獄絵図のような業界に思える。これでは分かっている人に分からないひと含めて建設業に子供を就職させたいとは思えないだろう。

では親目線でどんな会社が良いと評価しているのかと書いてあるコラムを読むと「多様な人材の受け入れ」、「手厚い研修制度」、「1人1人の意見を尊重」、「さまざまな形での働き方」などを重視しているみたい。

多様な人材の受けいれには建設業界も負けてはいないが、その中には悲しいかな犯罪予備軍やら犯罪者になる人まで含まれているのは、余計なダイバーシティだろう。それでも人がいない業界もどうかとは思う。、

不利な条件や改善点の多い建設業界だけど、少しづつ色々変化してきている。昔に比べると隔世の感を僕は感じるけれど、それでも世間一般からはほど遠い進化に思えたり、長く続いたイメージがこびりついていたり、払拭できない事案もまま出てくるので本当に若手が入ってこない業界になるのだろう。

昔、現場の職人さんだと親子で働いていたり、親がこの会社で働いてて、紹介してもらい働いているなんてこともあったけど、今はそんな事も聞くことは少なくなっただろう。人材も多様化する様に就職環境も多様化している。昔は賃金が高いや、腕があれば独立して稼げるなんて夢もあったので一攫千金とまでは行かなくても、チャンスがあった。いわゆる1人親方も段々とインボイス制度も始まるので、厳しい面も増えてくる。面倒な環境になりつつある今はこれから建設業初めどの業界も1番の問題が人材確保と教育になるのは必須。

では僕のいる業界でもある建設業をベースで考えると、人材確保や定着率を考えていく中でどんな言葉がキーワードは「共生と公明正大」と僕は考えている。

突出や悪目立ちを嫌い、失敗する事を1番恐れる若手世代を確保して導いていくには、残った人が優秀フィルターから脱却と脱落者が出ても離脱者は出さない工夫が出来る会社じゃないと淘汰されていく。

違う活躍できる場所で細分化した仕事を公明正大な給料待遇で仕事してもらうことと、自分の意見も取り入れてもらえる環境を作りの推進が課題になる。

建設業はどんどん二極化していくだろう。会社や業界という器に自分の子供を入ってくれたらと思ってもらえる道は半ばだけど、従来の広告じゃなくて会社をアピールする方法は無限にタダできていて人材も確保できている会社もある。

今がとりあえず回っているからそれなり人を入れながらなんて考えている会社と推進している会社は微差と思っているかも知れないけれど、とんでもない大差を後につけられてくる事を理解してない会社が多いしさまざまな理由でやらない会社も多い。あとは地域差あるだろう?なんて言う人ももいる。でもやっている会社やっていて結果も少しづつついてきている。給料がバカ高い事もないし、待遇も極端に良いわけではない。でも認知度の向上をしてて知り合いなどからも採用している。

自分の未来が描けたら、自分の思いを載せれる会社は離職率も低い。

新人育成サポートの仕事をしている僕には頭の痛い課題でもあるけれど、新人の一生やスタートを支える事になる。

自分の子供を入れたいと思える業界になるには、ほんのちょっとアイデアとやりがいで楽しく過ごしていから環境作りしかない。

基本的に仕事は大変なんだからどうせなら楽しくやりたいよね。会社も上司もそう思うことが第一歩。

自分が働いて育ててきた子供には、この業界だけには来て欲しくないなんて言われたり、思われたりするのはあまりに悲しすぎるから。