You've got another think coming

建設会社の総合サポート屋の考える事

相手の事を思わない営業は意味無しと思った話。

現場ばかりを今までやってきた僕にある日、突然突きつけられたのは営業しないと誰も認知してくれないって事。

もとから分かっている人からの連絡や仕事の依頼をこなしたり紹介なんて事で、人間関係の濃い建設業は回る事が多いように感じるのだけど、やはりふとした瞬間に手詰まりになるので無いかと考えた。

同じ環境である意味やって行くことも大事なんだろうけど、新しい顧客を獲得する事で、前からのお客さんにもより良い仕事を提供していくのが可能になるかも知れない。

とにかく色々な所に営業に行く事が多くなったし、多くするようにしてる。

初めて営業に行くのは本当に緊張したけれど、色々なパターンと戦略を少し考えると、緊張は半分くらいなったような気がする。

今後の仕事での新規顧客、協力体制強化をお願いしに行くバージョン、新しく提供したいサービスを聞いてもらうバージョンなど。なんて言うと営業慣れしているように聞こえるかも知れないが、実際は噛みまくり、汗かきまくりでもある。

緊張が半分になったのは、勿論、慣れてきたのもあるけれど、ある時から考えが変わる一言をもらった時からスタイルを変えた。

「ウチの会社にはどんなメリットがありますか?」

全くもって恥ずかしい話。こんな事を営業先に言われてしまうなんてと今なら思う。

僕の会社が仕事して頑張れば当然、相手にメリットあると潜在的に思って話をしていた。相手はお互いに将来的な話を構築していきたいと、聞いてくれてるの自分の事だけを一方的に話すのは意味無し。

それからは相手の為になるようなお話を試行錯誤しながら営業している。良い反応頂ける事もまたそれかったら反応も勿論ある。

それでも相手の事を思わない、ビジネス営業ではなく、相手の立場、会社を思ってやっていかなければならない。

中国の話で「貴方が私の立場を立ててくれるなら、貴方の話を聞きましょう」と言う言葉があると聞いた事がある。

ストンと納得できる言葉だ。

 

コーヒー飲みながら、YouTubeを見ていると、ふと恋愛系ユーチューバーの動画を見た。

嫌われる男の1位は

「自分の話ばかりして、しかもつまらない」

ズドンと大納得した。

心当たりある過ぎる。本気で辞めよう。